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2013.09.24
築60年のリノベーション
築60年のリノベーションの解体が進んでいます。
平屋の横に、後から2階建てをくっ付けたような形の住まいです。
2階建ての方はまだしっかりしているのですが
平屋部分は、まだ物のない時代に材料を調達するにも
苦労した時代に建てられたものです。
ご両親が亡くなられてからは
殆ど平屋部分は使っておられなかったようです
15年ほど前に瓦屋根にかぶせるように鋼鈑屋根を載せていました。
瓦と土を落とし、屋根材は、ガルバリュウム鋼鈑にし、
屋根の負荷を軽くします。
それにしても土埃がひどく、少々水を撒いても追っつきません。
垂木も3センチ角と細く、補強が必要です
傷んでいる柱の差し替えや、補強梁も4~5か所必要となります。
二階建ての方はまだ骨組みもしっかりしています。
リノベーションでいつも感じることは
解体がお施主さんが思っている以上に広範囲で
数日前まで生活していた住まいが
スットントン状態になり
みなさん一様に不安を抱かれることです。
解体屋さんや、大工さんからすれば、
中途半端に残せば作業がより複雑になり
余計な手間がかかるそうです。
工事が進むにつれ安心されるのですが
解体現場はプロであっても緊張します。
床下のカビ臭も強く、換気が必要です。
出来るだけ解体しないで、
上から隠ぺいし、それなりに収めるほうが楽かもしれませんが
元がどうなっているか分からないことには
本当の安心は得られません





